せいゆう丸 乗船までのお作法

せいゆう丸でイサキ釣り

和歌山の南紀といわれる地域の北側にあたる『印南』から出船するイサキ釣の紹介です.乗合船『せいゆう丸』の予約から乗船方法や釣座について解説します.
ちょうど梅雨の時期がシーズンとなる、まさに風物詩といっても過言ではない『和歌山のイサキ釣』.出船すればほぼクーラー満タンになるイサキ釣り.唯一、この釣だけは配り先の期待を裏切らない釣りです.

せいゆう丸

人気もあり、有名な釣りではありのですが、とにかく情報が少ない.そんな初回の釣人が安心できる情報となります.

予約について

土日の予約は2ケ月前あたりでギリギリです.常連さんも多く、4人などのグループの場合は3ヶ月前あたりに予約を入れます.

せいゆう丸の仮眠所について

事前の利用連絡は必須です.シャッターは自分で開け閉めするシステムになっています.
せいゆう丸

4人ほど仮眠できる広さがありますせいゆう丸

テレビはコイン式
せいゆう丸

エアコンもコイン式になっています
せいゆう丸

せいゆう丸乗船場所

乗船場所

船は2船あり、お父さんと息子さんの船があります.こちらはお父さん船
せいゆう丸

こちらが息子さんの船です
せいゆう丸

乗船までの流れ

AM4:00集合 全員揃い次第出船となっています.遅刻は厳禁です.軽トラに氷がありますので、自分のクラーボックスに対して1/3ほど入れておきます.
せいゆう丸

釣座について

予約順に名前が呼ばれますので、釣座を指定して入船します.イサキ釣りはアンカーをいれ、船の位置を固定する『かかり釣り』になります.基本的にコマセはミヨシ(先端)からトモ(船尾側)に流れますので、釣座はトモが有利な釣りになります.

乗船名簿について

乗船名簿はポイントに移動中に記載します

釣り道具について

天秤仕掛けは無料で貸し出しがあります.(無くした場合は2000円)バッテリーも予約時にお願いしておけば無料です.仕掛けは1セット無料です.2枚目以降は有料と言われますが、船長のご機嫌次第です.釣具屋さんより安いですし、釣れる仕掛けなので事前の準備はいらないと思います.
必要な道具はロッド、電動リール、ラーク、クラーボックスがあれば他は特に必要ないです.

せいゆう丸の船内

せいゆう丸

せいゆう丸のイサキ釣り

ポイントに到着したら、まずは海水をクラーボックスに入れ、氷水を作っておきます.氷締めする冷えた海水を作ります.

釣り方

ポイントに入ると、1度だけ仕掛けを底につけ、底から6m切るように指示がります.2回目以降は6m切った水深が基準になります.

基準の水深からデッドスローで巻き上げます.反応がなかったらロッドをあおり、コマセを撒きます.連で掛けたいので1匹かかってもしばらく巻き上げを続けます.

巻き上げは速めのほうがいいです.暴れる間を与えるとよけいに抜けてしまいます.大きいサイズほど一気に巻き上げて、一気に抜き上げます.

せいゆう丸

納竿

釣りすぎには注意しましょう.クラーボックスに氷の入れるスペースを空けておくのをお忘れなく.
港に戻る途中でクラーボックスの氷水を抜いておきます.港に戻ったら氷が準備されているので、氷を入れます.料金は港に戻ってから支払います.

50Lのクラーボックスにイサキを満タン入れると一人では持ち上げられなくなります.車の荷室に持ち上げることもできなくなります。単独釣行の場合は35Lまでがいいでしょう.

釣りの後の楽しみ

この日は9時にはクラー満タンになり、9:30ころには納竿となりました.11:30ころには港を出発しますので、ちょうどお昼ごろに和歌山市に到着します.今回は丸田屋次郎丸店で和歌山ラーメンを頂きました.

せいゆう丸