2021年7月22日 大阪湾の落とし込み2回目
前回、ちょっと分かったような気がした大阪湾の『落とし込み』.落とし込み釣りの再現性を確認するため、釣行間隔短めで挑んできました.ハマチが4本獲れましたので、今回は仕様したタックルを中心に紹介します.
大阪湾 落とし込みのタックル
落とし込み用ロッド:ハイパー落とし込みライト225
今回も活躍したのが落とし込み専用ロッド『ハイパー 落とし込み ライト』、見た目はかなりレトロな感じなんですが、イワシの当たりもしっかり分かって、メジロクラスまでであればドラグフルロックで問題なく上がってきます.
落とし込みの最大の問題『イワシが付いたか分からない』
落とし込み釣法はメジロや万が一のブリクラスにも対応できるパワーがあり、且つ、小さいイワシのアタリが分かる繊細さも兼ね備えたロッドが必要になります.
でも、そんなロッドもってない・・・
万能ロッド系やタチウオテンヤ用などで『落とし込み』をやるも、イワシの当たりも分からないし、掛かりも悪い・・・結果的に何をやっているのか分からないし、上達もしない.
ハイパー落とし込みライトのスペック
品名 | 全長 | 最大錘負荷 | 自重 | 仕舞寸法 | 継数 | 適合ハリス | 定価/実売 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ハイパー落とし込みライト195 | 195cm | 80号 | 168g | 137cm | 2 | 6〜10号 | ¥26,950 ¥22,000 |
ハイパー落とし込みライト225 | 225cm | 80号 | 178g | 167cm | 2 | 6〜10号 | ¥27,500 ¥23,000 |
軽いのでイワシを釣るためのサビキ釣りがやりやすいんです.
落とし込み用リール
ブリの可能性のある時期は300クラスのほうがいいと思いますが、メジロまでということなのでシーボーグ200Jの組み合わせで取り回り重視のタックル.タックルが軽いとイワシを掛けるサビキのアクションが楽になります.
PEラインはヨツアミ Xブレイドの2.5号を使用.リーダシステムさえしっかりしていれば、まずメジロクラスで切れることはないでしょう.
落とし込み用仕掛け
落とし込み用サビキ
落とし込み用のサビキは『ハヤブサ 加太流 落とし込みサビキ』
エサのイワシの掛かり重視:針は小(6号)、ハリスと幹糸は細め(5号~6号)
本命の青物の取り込み重視:針は大(8号)、ハリスと幹糸は太め(8号以上)
お取込みの釣果
エサとなるイワシがしっかり掛かっていることが分かれば安心だけではなく、自信→確信をもって本命の当たりを待てます.イワシが掛からないや、分からないと不安だらけで全く釣りにならないんです.この『落とし込み』の釣りは、メジロに負けないロッドで、いかに”小イワシが掛かったか分かる”パワーと繊細さを持ち合わせた道具で挑むことが一番大事です.
今回のイワシは前回の釣行より一回り大きい
エサのイワシ掛かり重視の場合は6号がいいと思いますが、小さすぎると本命のハマチ、メジロのバラシが多くなるんですよね.取り込み重視でハリスを太くすると、イワシの掛かりが極端に悪くなったりします.渋いときほど仕掛けのチョイスが難しくなります.
落とし込みのリーダー
リーダーは30LB(デュエル(DUEL) HARDCORE POWERLEADER)
安くて扱いやすいので多用しているリーダです.触った感じはナイロンのような質感なので、リーダーの結束もしっかり決まりやすいです.