リールを巻くとシャーシャーと音が鳴る
リールだけ巻いたときはスムーズに巻けて、何も音がしない
しかし、ライン(糸)を通した状態でリールを巻くとシャーシャーと音が鳴る
もしや本体に異常があるのでは?メーカに修理依頼したほうがいいのか?
このような場合、ラインローラーベラリングに問題がある場合がほとんどです.
淡水の釣りだとそうでもないですが、海水の釣りだと2年~3年あたりでしょうか、このラインを通して巻いたときだけ”シャーシャー”と音が鳴る現象が発生する・・・はい、この現象は高級リールでも同じで、防水ベラリングでも+1年くらいでも起きる事象です.
ラインを通したときだけシャーシャーと音が鳴る原因は?
繰り返しになりますが、ラインローラーベラリングに問題であることに確信が近づきます.
リール本体、特にスピニングリールは自分でメンテナンスしないほうがいいのですが、ラインローラーのベアリング交換だけは自分でしてもいいかと思っています.
ラインローラー用ベアリングは安い、とにかく安い
1個50円以下で購入可能です
だいたい、購入価格が1万円台くらいのリールはベアリングだけの交換が可能です
※ただ、最近はツインパワークラス以上は一体型になっていて、ベラリングだけの交換ができません
メーカーに修理を依頼する
ちょっと待った!メーカーに修理依頼(入院)すると3600円+部品代なので4000円以上は確実です.逆説的にいうと、最近のリールは低価格帯の製品でも(シマノ、ダイワ限定)しっかり作り込みされているので、通常の使い方をしていれば内部のギアやベアリングが破損する確率は低いです.とにかく、ラインを通しているとき、=釣りをしているときだけ違和感を感じる場合、まずは自分でラインローラーベアリングだけ交換してみることをお勧めします.
リールのシャーシャーを治す
交換は難しいのか?交換できるリールはマイナスドライバー1本だけで交換できます
取り外した際、順番だけはしっかり記録しておいて下さいね
最悪、分からなかった場合はシマノカスタマセンターのページで部品の順番を確認して下さい
塩、砂などのゴミ、カビ、錆び・・・などでなかなか取り外せないこともありますので、あまりに硬い場合はお湯などにしばらく浸して再チャレンジしてみて下さいね.
年間を通して、何回か使うリールはこんな感じで錆びがでます.
XXシールドなど、高いベアリングを購入しても、海で使うと結局は2年くらいでダメになります.メインの軸系ベアリングではないので、50円/1個を毎年交換する感覚でいいと思います.(私は安いベラリングを毎年のように交換しています)
旧のリールは巻くと少しでもシャーシャーと音が鳴ると安いベアリングに交換
まだまだ現役でメインリールとして活躍しているリールは毎年交換しています.旧ツインパワーは50円ベアリングが利用できます.
交換できるラインローラーベアリングは(シマノに入院させる前に)格安で入手可能です.交換リスクも低く、部品も50円/1個と安いのでバシバシ交換しまくりましょう!