釣り人の車に必須のロッドホルダーをカローラフィールダー(カローラツーリング)に取り付けてみました.
ロッドホルダーの取り付け方
中型SUV車からミニバンと乗り継ぎ、車内スペース的にまったく問題なかった車載用ロッドホルダー.ところが、子供が中途半端に大きくなり、習い事代、塾代の出費増えるも給料は平行線・・・買い替えるごとに車の排気量が小さくなり、とうとうコンパクトカーに.はたして、5ナンバーコンパクトカー(カローラフィールダー、カローラツーリング)にロッドを搭載することができるのか?釣りライフを楽しめるのか?を検証します.
どんなロッドホルダーいい?
検証車種:カローラフィールダー(カローラツーリングも同じ形状です)
カーメイト製品ロッドホルダーがお勧めです
トヨタ車は専用アダプターが必要です
ロッドホルダーの取り付け方(実践)
それでは装着作業を進めます
ロッドホルダーは後部座席のアシストグリップ(車のつり革みたいなやつ)を取り外して装着します
実は最大の難関はこのアシストグリップを外すことなんです(トヨタ車のアシストグリップを外す)
暗い時間帯ですと見分けづらいので昼間に作業をすることをお勧めします
アシストグリップの支えとなっている箇所の赤矢印の位置を確認して下さい
この穴に小さいマイナスドライバー(マイクロドライバー)を差し込みます
とんでもなくおかしな形状をしたキャップが外れます
このキャップは200円くらいで購入できるようなので、最悪は破壊してもいいようです
キャップを取り外すと銀色の金具がでてきます
この金具を上下につまむとグリップ(取っ手)が抜けます
穴がむき出しになります この穴にロッドホルダーを取り付ける土台を埋め込みます
そうなんです・・・ネジを使って固定していないんです
ここで一旦ブレイクタイム
購入したロッドフォルダーのパーツで一番やっかいなのはこいつです
ここまま取り付けられるわけではないのですが、とにかく家でこの状態のものを、説明書の見ながら4個作っておきましょう
この黒い部品4つでロッドフォルダーをささえることになります.この写真はオプション品のアダプターをねじ止めした写真になっています
この形を維持しながら六角アダプター(四角い部分)を取り外し
先ほど、アシストフリップを外した穴に装着します
※注意!
車を買い替え(カローラツーリング→カローラツーリング)のときに発覚したのですが、この金具は1度取り付けると取り外すのは非常に困難です.針の返しのようなイメージです.
参考>逆に取り外しは難しいので、覚悟して取り付けましょう
この状態になると、先ほど家で準備いしておくようにとアドバイスさせて頂いた意味が分かると思います なぜこのような複雑が形状になっているのかは不明ですが?年間1000万台とかになるとこっちのほうがコストダウンになるんでしょうね10年前に購入したノアあたりからこの形状のようです.おそらくここ最近のトヨタ車はこの形状が標準だと思われます.ロッドホルダーと合わせて六角アダプターの購入をお忘れなく.
同じように4ケ所装着してください
次に黒い土台を取り付けるのですが、はじめはしっかり締め付けづに、ガクガクしてるくらい”ゆるゆる”にしておいてください
アルミの棒を通したら少し締めてもいいですが、まだ手で動かせるレベルにしておいてください
後は特に難しいところはなく、マニュアルの絵のとおりやれば作業が進みます
ロッドの先端を支える部分は・・・この写真だと前過ぎです 後で後方に下げたのですが、前席のシートのヘッド部分あたりがベストかもしれません
繊細な短いロッドを積む場合はできるだけ後方にセットしたほうが安心できます
いつのモデルからかは不明ですが、後部座席の真ん中の人用シートベルトがロッドフォルダー的にはジャマになります ギリ、シートベルト装着への支障がでない位置にあります(ギリセーフ)
ロッド前を支える部分は後ろに下げましたが、天井にある支柱はそれほど動かすことはできませんが、これまたギリギリ車内灯のスイッチの調整はできます
では、最後にどのような長さのロッドがコンパクトカー(カローラフィールダー)に搭載するとどんな感じになるかレポートします
ロッドホルダーにロッドを装着してみた
実際にロッドホルダーにロッドを装着してみました
淡水用1ピースロッド、海水用ロッド2ピースロッド、いったいどのようになるのでしょうか.
実際にロッドホルダーにロッドを装着してみました(その1)
6フィート4インチ(UL)の1ピースバスロッドだとこのあたりまで
あそれほど穂先が繊細でないバスロッドなのでOKか
実際にロッドホルダーにロッドを装着してみました(その2)
バスロッドの最長級 7.11ft(2.16m)だと・・・ ほぼ限界
穂先にが気になるバサーは何かしらのテップのロッドカバーが必要かも
まあ、琵琶湖でバスボートを乗り回すようなバサーはこんな小さい車じゃないと思うので心配する必要ないか(汗)
実際にロッドホルダーにロッドを装着してみました(その3)
2ピースの86エギングロッド 8.6ft(2.62m)おかっぱりエギングを想定
ポイント移動中を想定してみたところ
あか~ん ぜんぜんあかんやん
やっぱ車が短い・・・フロントガラスの中央までとびでています
結論:バス用最長の1ピースロッド7.11ft(2.16m)バスプロルール上のギリギリの長さのロッドは搭載できるが、8fを超えるような長いエギングロッドの搭載は無理(繋いだままでは)のようです.
燃費最優先でカローラフィールダーを購入しましたが、やはり釣りなどアウトドアにはミニバンが最強かもしれませんね.
ロッドホルダー何フィートまで?
実際にどれくらいの長さのロッドまで装着できるのでしょうか?
6フィート2インチ スピニングロッド 後方ストッパーの前にリール
6フィート6インチ ベイトロッド 後方ストッパーの前にリール
7フィート1インチ ベイトロッド 後方ストッパーの後ろにリール
7フィート2インチ ベイトロッド 後方ストッパーの後ろにリール
のロッドを搭載
ストッパーの後ろとか前とか言ってるのは、ロッドを固定するロックの前か後ろにセットするということです.本当はストッパーより前にリールをセットして、グリップ部分をストッパーで挟んで固定したいのですが、小さい車だとストッパーよりリールを後ろにセットしてバットを挟んで固定するイメージになります.ストッパーの後ろにリールをセットした場合、ハッチバックドアを閉めるとき注意です.グリップが長いロッドですとドアと干渉します.ドッロを破損しないように注意しましょう.
ロッドホルダー何本まで?
適応表をちゃんと見てなかったというのもあるのですが、後で7本まで搭載できるとわかり、後付けでホルダーを2個追加しました。わざとではないのですが、オプションとして後付けしたホルダーは銀色になっています。元々、黒がほしくて、ナチュラム仕様の黒を購入したのですが、後付けが標準の銀色しかなく、両派を銀にしてみました。
取り付けは簡単でねじるだけです