中型SUV車からミニバンと乗り継ぎ、車内スペーステキにまったく問題なかった車載用ロッドホルダー.ところが、子供が中途半端に大きくなり、習い事代、塾代の出費増えるも給料は平行線・・・買い替えるごとに車の排気量が小さくなり、とうとうコンパクトカーに.はたして、5ナンバーコンパクトカーにロッドを搭載することができるのか?釣りライフを楽しめるのか?を検証します.
検証車種:カローラフィールダー(カローラツーリングも同じ形状です)
ロッドホルダー
車種によっては追加のアダプターが必要です,適応表で要確認.おそらくTOYOTA車は少なくとも8年 くらい前からネジ穴式ではなくなっています.取り付けにはアダプターが必須になります.
それでは装着作業を進めます
ロッドホルダーは後部座席のアシストグリップ(車のつり革みたいなやつ)を取り外して装着します
実は最大の難関はこのアシストグリップを外すことなんです(トヨタ車のアシストグリップを外す)
暗い時間帯ですと見分けづらいので昼間に作業をすることをお勧めします
アシストグリップの支えとなっている箇所の赤矢印の位置を確認して下さい
左右両方に小さい筋のような穴があります
この穴に小さいマイナスドライバー(マイクロドライバー)を差し込みます
ドライバを差し込んだらドライバーをグリっとひねります
すると、キャップのようなものが浮いてきます
反対側も同じようにグリっとやるとカバーは外れます
とんでもなくおかしな形状をしたキャップが外れます
このキャップは200円くらいで購入できるようなので、最悪は破壊してもいいようです
キャップを取り外すと銀色の金具がでてきます この金具を上下につまむとグリップが抜けます
グリップを抜くと金具だけになります
この金具を上下につまむと銀色の金具が抜けます
穴がむき出しになります この穴にロッドホルダーを取り付ける土台を埋め込みます
ここで一旦ブレイクタイム 購入したロッドフォルダーのパーツで一番やっかいなのはこいつで
ここまま取り付けられるわけではないのですが、とにかく家でこの状態を4個作っておきましょう
この黒い部品4つでロッドフォルダーをささえることになります この写真はオプション品のアダプターをねじ止めした写真になっています この形を維持しながら六角アダプター(四角い部分)を取り外し
先ほど、アシストフリップを外した穴に装着します
この状態になると、先ほど家で準備いしておくようにとアドバイスさせて頂いた意味が分かると思います なぜこのような複雑が形状になっているのかは不明ですが?年間1000万台とかになるとこっちのほうがコストダウンになるんでしょうね?6年前に購入したノアあたりからこの形状のようです.おそらくここ最近のトヨタ車はこの形状が標準だと思われます.ロッドホルダーと合わせて六角アダプターの購入をお忘れなく.
同じように作業して4ケ所装着してください はじめはしっかり締め付けづに、ガクガクしてるくらい ゆるゆる にしておいてください
アルミの棒を通したら少し締めてもいいですが、まだ手で動かせるレベルにしておいてください
後は特に難しいところはなく、マニュアルの絵のとおりやれば作業が進みます
ロッドを固定する部分は最後方のセットでよさそうです
ロッドの先端を支える部分は・・・この写真だと前過ぎです 後で後方に下げたのですが、前席のシートのヘッド部分あたりがベストかもしれません
繊細な短いロッドを積む場合はできるだけ後方にセットしたほうが安心できます
いつのモデルからかは不明ですが、後部座席の真ん中の人用シートベルトがロッドフォルダー的にはジャマになります ギリ、シートベルト装着への支障がでない位置にあります(ギリセーフ)
ロッド前を支える部分は後ろに下げましたが、天井にある支柱はそれほど動かすことはできませんが、これまたギリギリ車内灯のスイッチの調整はできます
では、最後にどのような長さのロッドがコンパクトカー(カローラフィールダー)に搭載するとどんな感じになるかレポートします
実際にロッドホルダーにロッドを装着してみました
淡水用1ピースロッド、海水用ロッド2ピースロッド いったいどのように
実際にロッドホルダーにロッドを装着してみました その1
6フィート4インチ(UL)の1ピースバスロッドだとこのあたりまで まあそれほど穂先が繊細でないバスロッドなのでOKか
実際にロッドホルダーにロッドを装着してみました その2
バスロッドの最長級 7.11ftだと・・・ ほぼ限界 穂先にが気になるバサーは何かしらのロッドカバーなりが必要かも まあ、琵琶湖でバスボートを乗り回すようなバサーはこんな小さい車じゃないと思うので心配する必要ないか(汗)
実際にロッドホルダーにロッドを装着してみました その3
2ピースの86エギングロッド(8.6ft) おかっぱりエギングを想定、ポイント移動中を想定してみたところ
あか~ん ぜんぜんあかんやん やっぱ車が短い・・・フロントガラスの中央までとびでています
結論:バス用最長の1ピースロッド7.11ft(バスプロルール上の)はギリギリ搭載できるが、8fを超えるような長いエギングロッドの搭載は無理(繋いだままでは)のようです
燃費最優先でカローラフィールダーを購入しましたが、やはり釣りなどアウトドアにはミニバン最強かもしれませんね
<追加情報1>
左から
6フィート2インチ スピニングロッド 後方ストッパーの前にリール
6フィート6インチ ベイトロッド 後方ストッパーの前にリール
7フィート1インチ ベイトロッド 後方ストッパーの後ろにリール
7フィート2インチ ベイトロッド 後方ストッパーの後ろにリール
のロッドを搭載
ストッパーの後ろとか前とか言ってるのはパッチンの前か後ろにセットするということです.本当はストッパーより前にリールをセットして、グリップ部分をストッパーで挟んで固定したいのですが、小さい車だとストッパーよりリールを後ろにセットしてバットを挟んで固定するイメージになります.ストッパーの後ろにリールをセットした場合、ハッチバックドアを閉めるとき注意です.グリップが長いロッドですとドアと干渉します.ドッロを破損しないように注意しましょう.
<追加情報2>
適応表をちゃんと見てなかったというのもあるのですが、後で7本まで大乗だとわかり、後付けでホルダーを2個追加しました。わざとではないのですが、オプションとして後付けしたホルダーは銀色になっています。元々、黒がほしくて、ナチュラム仕様の黒を購入したのですが、後付けが標準の銀色しかなく、両派を銀にしてみました。
取り付けは簡単でねじるだけです