明石のタコ釣り『西海丸』乗合船の乗船お作法
ホームページ/078-942-6480/料金:7,500円/釣果情報
西海丸のお作法
特徴
口の悪い船長の暴言を楽しめるアングラーのお勧めの乗り合い船になります.数年前、息子さんが独立するまで3船体制で、比較的予約がしやすかったというのが人気の理由と思われます.出船前からいろいろ暴言を吐くので、スルーしておいたほうがいいのですが、釣れる時間帯の情報だけはしっかり聞いておきましょう.『今日は9時までやで~』『それまでに釣れなかったら終わりやで~』など初乗船の人は意味が分からないことを言ってることがあります.コレ重要で、タコが釣れやすい潮の流れの時間帯を言っています.潮止まりも釣れないのですが、タコ釣りは底をズル引きする釣りなので、2ノット(時速7.2kmくらい)を超えてくるとめちゃくちゃ難しくなるんです.3ノットを超えると小さいタコは釣れなくなります.4ノットレベルになると、ラインが斜めになり、だいたい1船に数人いる初心者さんのお祭りがはじまり、釣りにならなくなります.翻訳すると『潮まわりのいい時間帯に集中してしっかり釣りなさいよ』ということになります.
予約
普通に電話で予約します.電話は寄港後のPM2時以降がいいです.ハイシーズンの土日はほぼ埋まってるので、土日の1週間前とかに電話するとバカにされます.お正月の帰省シーズン、12月22日に28日の新幹線の指定席の予約をするようなものです.ただ、新幹線と同じで、座席数(釣り座)が多いで、急なキャンセルの確率も高い特徴もあります.前日や2日前だと『キャンセルでてないですか』という聞き方すると空きを確認してくれます.
駐車場
駐車場は無料です.場所は受付付近+西側一帯になります.縦に2列、3列駐車をしてスペースに車を詰め込みます.皆が集まる時間帯であればオッサンが近づいてきて『どこや』と聞いてきますので『西海!』と叫ぶと誘導してくれます.早く行っても無法で、それほどいい釣り座は確保できません.初回は予約時に『横並びで釣りをしたい』とお願いしておき、乗船時に船長に調整してもらう方法がいいです.
受付
寄せ書きのようなメモ帳で予約管理されています.縦、横ではなく、マジで寄せ書きのようにランダムに書かれた台帳に名前が書かれていて、受付で名前を言うと”みんなで寄せ書きの中から名前を探します”.あくまで冗談の笑い話としてですが、実は一見ランダムに書かれている寄せ書き台帳のどこかを切断すると、客数=売上額を綺麗に減らせるという、税務署対策のプロでは?と仲間内では噂して笑っています.乗船表に名前、住所、連絡先を記載し、氷を受け取ったら受付完了です.
出船と帰港
だいたい、時間通りの出船です.寄港は周辺の乗合船の中では早いほうです.あまり粘ることもなく見切りが早いです.
釣り座
無法です.だからと言って何をしてもいいわけではないのですが、受付前に早い者順に釣り座を確保する方式になっています.釣り座確保は船のロッドホルダーに自分の竿を挿します.船に桟橋がかかっていなくても、皆が到着する前に勝手に桟橋を掛けて、釣り座を確保するような常連さんがいます.こんな感じで、レジャー感が薄いので個人的には足が遠のいています.
設備
近海での釣りなので、トイレだけある感じです.生簀は1人1個ですが、場所によってはおかしな配置になっています.ハイシーズンはどこもめいいっぱい人を乗せますので、できるだけ仲間を集めて、知り合いで釣り座を埋めることが気持ちよく釣りできる確率をUPさせます.タコのビクの設置は可能です.